経営理念を宣伝活用!

経営理念は企業の価値観や信念を表したもの。
つまり、ひと目でどんな会社か分かるのものです。
経営理念を社外に発信することは誰が見てもひと目でどんな会社か分かることになります。
これほど便利な宣伝ツールは他にありません!

そう考えると経営理念を社内統率だけで完結させてしまうのはもったいないですよね?
情報発信が命運を分ける情報社会において発信・宣伝は生命線です。
経営理念を宣伝利用するにはどうすれば良いのでしょうか?

ズバリ、意識すべき点は2点あります!!

①理念と企業活動の一貫性
経営理念を掲げる以上、掲げている理念と行動に一貫性がなければなりません。
環境保全を理念に掲げているにもかかわらず、環境に配慮されていない商品の取り扱いをしていたら経営理念を掲げる意味がありません。
理念と行動が一致していることで初めてお客様に向けて経営理念を掲げる意味が出てくるのです。

②社会的活動による持続性
ESG投資活動というものをご存じでしょうか?
環境配慮(Environment)、社会貢献(Social)、企業統治(Governance)が整っている会社に投資する活動の事を指すのですが、昨今ではこの動きが投資家の中で活発になってきています。
社会問題の解決に責任を持つ・行動するということは変化し続ける社会に対応し続ける事、つまりは企業の持続性に繋がります。これらに焦点を当てるのは投資家だけでなく、これからの社会の担い手である若年層の働き手の関心を集める事になるのです。

経営理念の宣伝効果は企業に多くの利益をもたらします。
一貫性による信頼の獲得、そして社会的取り組みによる持続性が顧客、投資家、働き手といった多くの人々の関心を生むという事です。
皆さんも経営理念を積極的に宣伝活動に用いて、長く愛される会社を目指してまいりましょう!