夏休みが近づくと、長期休みに入り浮かれてしまうことが多いのではないでしょうか。
しかし、この時期にこそ注意が必要なのが情報セキュリティです。
旅行や外出が増える夏休みは、サイバー犯罪者にとっても好機であり、私たちの個人情報や企業のデータが狙われる可能性が高まります。
今回は夏休み中に特に注意すべき情報セキュリティのポイントを紹介します!
◆ 公共のWi-Fiに注意
旅行先やカフェ、空港などで提供されている公共のWi-Fiは便利ですが、セキュリティリスクも伴います。
ネットワークは暗号化されていない場合が多く、サイバー犯罪者が容易にアクセスできることがあります。公共のWi-Fiを使用する際は、VPN(仮想プライベートネットワーク)を利用してデータを保護しましょう。
重要な取引や機密情報のやり取りはWi-Fiの利用を控えましょう。
◆デバイスの物理的なセキュリティ
旅行中は、スマートフォンやノートパソコンなどのデバイスを紛失しやすくなります。
多くの個人情報や仕事のデータが保存されていますので、紛失や盗難は重大なセキュリティリスクです。
デバイスには強力なパスワードや生体認証を設定し、紛失時にはリモートでデータを消去できる機能を有効にしておくことが重要です。
◆ソーシャルメディアの利用に注意
夏休み中は、旅行の様子をソーシャルメディアでシェアしたくなるものすが、公開範囲を適切に設定していない場合、個人情報が不特定多数の人々に知られてしまう可能性があります。
また、旅行中であることを公表することで、空き巣などの物理的なリスクも高まります。ソーシャルメディアの設定を見直し、プライバシーを守るように心掛けましょう。
夏休みはリラックスして楽しむべき時期ですが、情報セキュリティをおろそかにしてしまうと、楽しい思い出が一転してトラブルに変わる可能性があります。
適切なセキュリティ対策を講じて、安心して夏休みを過ごしましょう。情報セキュリティは日常的な習慣であり、特に夏休み中も忘れずに意識することが大切です。